全身びちゃびちゃ
今日はお休みだった。運動不足解消もかねて、昼食をとってから公民館まで3駅分歩いた。午後から雨予報が出ていたが、たいしたことないだろうと家を出る。しかし、歩き始めて5分ほどでぱらぱら降り始めて、あっという間にしっかりした雨粒になり、目的地へ到着する頃には雷が鳴るほどの大雨になった。靴下までびちゃびちゃ。一歩踏み出すごとに不快感。まあそういうこともある。
ちょっと肌寒い日は、お風呂が気持ちいい。今朝、化粧水のボトルが空っぽになったので、バスタオルを体に巻いたまま急いで詰め替え用のパックを取り出す。無精をして、ボトルの口に詰め替えパックを逆さまに突っ込んで自立させ、あとは重力にまかせた。すると、あと少しで完了というタイミングで化粧水がボトルから溢れ出て、床にボタボタこぼれおちた。エリクシールの、決して安くはない化粧水が、床に。「んなああああん!!!!」と情けない声が出た。よく見ると、表面張力でもりあがったボトルの水面に乳液が浮いている。わたしは間違えて、乳液のボトルに化粧水の詰め替えパックをセットしていた。風呂上がり、裸眼、完全に確認不足。幸い、乳液のボトルも残りわずかの状態だったので、損失は抑えられた。床にぶちまけた分は雑巾でふき取ったが、洗面台上にこぼれた化粧水は手で丁寧にすくい取り、ボディにすりこんだ。エリクシールを全身にびちゃびちゃ塗りたくるとは、なんて贅沢なんだ。わたしが望んだものではなかったけれど。十分に保湿されたもちもちの腕で今、文章を打っている。