豆腐根性

はたらくくるま @tfkjay

観客のリアクション

今月に入ってからM-1THE MANZAI、あと深夜や単発のお笑い番組の放送と、漫才を見ることが続いた。ちなみにM-1では和牛、タイムマシーン3号スーパーマラドーナを応援していた。ウーマンラッシュアワーの村本さんもラジオで言っていたが、M-1復活一発目で敗者復活枠が優勝するのはどうなんだろうと思う。敗者復活からの優勝というドラマを欲しすぎでは…。予想外に面白かったのはメイプル超合金で、コブラに憧れている彼のキャラが好きだ。彼といいA.B.C-Zの塚ちゃんといい、わたしは金髪のぶっとんだ男性に弱いのかもしれない。

お笑い番組を見ていてずっと気になっていたのが、スタジオの観客のリアクションだ。お笑い番組の観客のリアクションといったら「笑う」「手を叩く」くらいなのだが、最近は「えっ」や「きゃー(悲鳴)」といった声が聞こえることがある。例えば、NONSTYLEのネタの中で世間からブサイクナルシストと認知されている井上くんがイキり、観客がそのようなリアクションをするのは問題ない。それは、ネタの中における彼のイキりは(井上くん本人にとっては不本意かもしれないが)観客を引かせることを目的としているからだ。しかし、最近はそれを意図していないネタの設定やセリフに対して、観客が笑うのではなく「えっ」や「きゃー」といったリアクションをとるところをよく見る。

いや、笑えよ。「えー!なんでー?」じゃないよ笑えよ。

しっかりと比較したわけではないが、観客のこういうリアクションが見られるのは全国放送の番組が多く、関西ローカルのお笑い番組ではほとんど無いような気がする。なぜ観客は笑わないのだろうか。あくまでもネタなのに、笑わせたくて作った設定・セリフで観客からそんなリアクションをもらって、演者側も困惑しているのではないだろうか。ネタに対して、面白い面白くない以外の反応が出てくるのがとても不思議で不思議でたまらない。